中東諸国が強気で日本企業誘致をしているってどういうこと

ドバイが金融危機とは無縁で日本企業の誘致をしているということらしいんですが、この話は前後に別けて話したほうがわかりやすいです。

まず、ドバイが金融危機と無縁という点です。これは明らかにウソです。ウソというと語弊があるので、間違いとしておきます。不動産価格は高騰していましたが、現在、その価格の下落は大きいです。
そもそも、ドバイの不動産価格は高すぎでした。

物流面ではどうかというと、地政学的な優位性もあることからハブ基地になりうる可能性が高いです。ですが、重要な問題は消費があるのかという点です。2桁成長しているといっても、まだまだ大きな需要があるわけではない点に着目したい。

次は、日本企業の誘致の理由は、以前から進めていたことですが、本質は雇用でしょう。石油だけで食べることはできないので、仕事が必要なのは言うまでもありません。不動産建築にも限界はあるわけですから。

でも、ここで見たいのは、中東への販売網を確立するためのチャンスかもしれませんね。長期的には成長するでしょうから、販売網を確立するチャンスは大きいのではないでしょうか。特に、日本製は好まれているわけですし。

現在の金融危機によって、公共投資が加速するので、となればインフラ関連株は買いになるかもしれませんね。

そんな中、株価は3000ptを割り込んで下に向かいそうな軟調な展開が継続しています。株価は、個別銘柄で対応するか、様子見にするかを選択する必要がありそうです。

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