今日のドバイ株・アブダビ株の寄り付き ちょっと弱い

こお最近の市場を覆っている不安感が全体的に伸び悩みの原因だと思います。
ただ、ほかのマーケットでは下げているのに下げないとか、下げ渋っている、下げてもすぐに回復するという要素は強さが起因しているんだと思います。

今のアメリカのリセッションは、世界経済に大きな影響を与えているので、しばらくは混乱が継続する可能性はありそうです。
その中でどう対処するかですけれども、押し目で買える銘柄は押し目で買って、その後上がったら利食いというスタンスが良いのではないでしょうか。

ちょうど水曜日にそれなりに上昇したADLARですけれども、今日は、10.70AEDまで上昇してきます。ここから上に行くのかどうかで利食いをするかどうかを決めるわけですが、正直伸び悩んでいる印象は否めませんね。
常識的には利食いかもしれません。今のような混迷市場では仕方がないかも知れません・・・

今のような相場では、どこでどんなことが起きるのかわかりませんので、ある程度キャッシュポジションを高めにして、ゲリラ的に取れそうなものを狙うとか、後は、安値を狙って買い増しとか、いろいろだと思います。

とにかく今週も始まりましたので、がんばりましょう。

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ディルハムのレートは高いのか安いのか

ディルハムの切り上げも、ペッグ廃止に関してもノーコメントですが、言葉尻を捉えるなら、『現時点では』というのがキーワードになっていると思います。

つまり、『現時点では決められない』のか、『現時点では決めない』のか、『現時点ではリスクが高い』のか、『現時点では発表できない』のかなど、それらを知るためには、総裁の言葉尻を捉えてゆくしかありません。

何であろうと、中長期的には切り上げは必須です。ペッグ廃止に関しては、やはり湾岸通貨流通とどうするかだけですね。

事情が日本とは違うことを考慮しないと思うので、過剰な期待をしないで常識的なラインで考えておく必要があろうかと思います。

現時点では、『ペッグ維持』、『切り上げは当面ない』というラインで戦略を練る必要があると思います。
ドル円100円でディルハム円27円
ドル円80円でディルハム円21.6円
ドル円60円でディルハム円16.2円

ドル円が60円というのは、GMの会長さんだったかな？　がコメントしていましたが・・・それはアメリカの期待だけで、実際はそこが適正だとは思いません。やはり80円あたりが相場の中間点になろうかと思います。

つまり、UAEが現状維持をするなら20円を想定する必要があるということではないでしょうか。その後、湾岸通貨設立になれば、それはそのときに切り上げやペッグ廃止などが行えるのではないでしょうか。

現時点で、具体的なコメントを控えているのは当然のことで、この危機的な状況下でドルを売り叩くような発言は絶対にできないわけです。しかし、ドルが底を打ったと見れば、次の展開に進めるのはないかと思っています。

常識的なラインで物事を見てみました。

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政府系ファンド：投資指針で米とＵＡＥなど合意

政府系ファンド：投資指針で米とＵＡＥなど合意
毎日jp
【ワシントン斉藤信宏】米財務省は２０日、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）とシンガポールの両政府との間で、政府系投資ファンドの投資指針について合意したと発表した。 ...


全体的に保護主義が台頭してきているというか、疑心暗鬼が生じてきているというか、そういう感じですね。
この政府系ファンドは、政治目的などではなくて、本当に自分達の将来のための投資なのだろうと思いますので、規制などはして欲しくないはずですよね。

純投資だから、値上がりとともに利食いをするし、かなり積極的な売買が行われるのだろうと思います。
ぜひ日本にもっと投資してもらいたいですね。ソニーなんてものじゃなくて・・・なんか情報提供している人が日本サイドにいないように思えて仕方ありません。

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ＵＡＥ、通貨切り上げの計画は「現時点で」ない─中銀総裁

ＵＡＥ、通貨切り上げの計画は「現時点で」ない中銀総裁＝新聞
ロイター
［ドバイ ２１日 ロイター］アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）中央銀行のスウェイディ総裁は、ディルハムの対ドル相場を切り上げる計画は「現時点で」ない、と述べた。２１ ...


だそうです。
常識的な広報だと思いますが、基本的にリップサービスだと考える必要があると思います。
もし今、切り上げる意向があるとか、切り上げの是非を検討数委員会があるなどと言い出したら、米ドルはそれを材料にますます下落することになりかねません。

GCC諸国は、ドルを毀損するようなことをしたくないし、だからと言って、ドルを保有する意思もないわけですから、そそくさとあちこちに投資をしたいし、通貨を切り上げたいと考えているのは当然のことです。

日銀元副総裁の福井さんが日本の外貨準備高の30％強を2003年の時点でユーロに切り替えたのは、恐らく、内々に情報が入っていたからに違いないと思います。

当時ならできても、今となってからじゃ、とても手がつけられる状態ではありません。口にすることすらできない危険な状態です。
今後、ドルは下がり続け、GCCの通貨も同時に目減りします。ただ、クウェートがペッグを廃止したように、2010年を目処として通貨統合とペッグ廃止が行われる可能性は十分考えられます。

今は準備を整えて、来るドルの暴落に備えているに違いないと思います。

僕らとしては、基本的に円で持っていることが最良の手段なんですが、すでに投資しているので、現金で持っているか、株を持つかをしないといけないのではないかなとは思います。
ドル円ベースで考えて80円は確実視されていますし、その後60円に行くのではないかと考えています。

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エミレーツ航空、ドバイ国際航空の拡大に伴い業務範囲を大幅増強

エミレーツ航空 ドバイ国際航空の拡大に伴い業務範囲を大幅増強
日経プレスリリース
ドバイ国際空港の拡張により、デナータが扱う第２ターミナルからのエミレーツ航空の出発便を週７００便（旅客便３８０便、貨物便３２０便）へ拡大し、現在の旅客数から ...


これはいいニュースですね。エミレーツ航空はエアアラビアと違ってちょっと高いサービスを提供する高級外車です。要はお金持ちの人が頻繁にドバイに来るってことですから、今後もますます発展してゆきそうですね。

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